指輪とともに、着けていると自然と目に入って、好きなデザインを身に着けるだけでテンションが上がりますよね。「ネックレスと同じチェーンで長さが違うだけでしょ?」と思われがちですが、「手」という体の中で最もよく動く場所に着けるため、ネックレスとは違った点に気を付けなければならないアイテムです。
「そもそも邪魔になるところには着けないわ」というお声もいただきますが、それだけではもったいない!今回はブレスレットの魅力と、着け心地・耐久性についてお伝えしていきます。
ブレスレットを着ける前に知っておきたいこと
まず、ブレスレットはどちらの手に着けますか?できれば利き手の反対側に着けたいところですが、すでに時計を着けている場合は反対の腕に着けましょう。一緒に着けるととても素敵に見えますが、時計もブレスレットも互いに傷がつき、最悪切れてしまうためです。
手は体の中で一番よく使う部分です。手を洗うときも着けたまま、というケースがほとんどではないでしょうか。最も気を付けたいのは、引っかけて切ってしまうことです。
第3回(ネックレス・チェーン編)でご紹介した「中空チェーン」(中が空洞のタイプ)はぶつけたときのへこみに注意が必要とお伝えしましたが、手首に着けるブレスレットでは特にご注意ください。ボリュームがあって軽く、とても素敵なデザインですので私自身も所持しています。少し気を付けるだけで長く美しく使えますよ。
留め具の種類とサイズ選びのポイント
ブレスレットの留め具はネックレスと同じ種類が使われますが、片手で着けることになるためコツが必要です。購入前の試着の際にぜひ実際に着け外しをお試しください。着けづらい場合は、有料でマグネットタイプに変えられるものもありますので、店舗に問い合わせてみてください。
アジャスター付きのタイプは、腕周りの細い方に特におすすめです。女性向けブレスレットは全長18cmのものが多いですが、アジャスターがついていると最短15cm程度でお着けいただけます。
主に喜平ブレスレットや重めのブレスレット、テニスブレスレットに使われる留め具です。サイドにストッパーが付いているため安心感が増しますが、使用しているうちに緩くなりやすいので、たまに店頭でチェックしてもらうことをおすすめします。
長すぎると邪魔になってしまいますので、サイズ調整できないタイプの場合は「駒カット」(コマをカットして短くすること)をしてもらいましょう。カットした地金は一般的には手元に戻りますが、依頼前に店舗に確認しておくと安心です。
ブレスレットの種類と特徴
第3回(ネックレス・チェーン編)でご紹介したチェーンの種類は、そのままブレスレットにも使われています。手首はネックレスより動きが多く負荷もかかりやすいため、喜平・スクリューチェーンなど切れにくいタイプが特におすすめです。宝石のついたデザイン性の高いブレスレットは、宝石の爪や縁が服の繊維や皮膚に引っかかる場合があるので注意してください。また、ブレスレット全体にマグネットが入っていたり、留め具がマグネットの場合は、できるだけ水に濡らさないようにしてください。マグネットに錆が発生するためです。
途切れなくライン状に宝石が連なった、シンプルでありながら非常にエレガントなブレスレットです。伝説的テニスプレイヤー「クリス・エバート」が試合中に着用していたことからこの名前がつきました。カラット(宝石の大きさ・重さ)の違いで印象が大きく変わり、男性にもお使いいただけます。繊細なパーツを使っているタイプは枠が変形しやすいため、取り扱いにご注意ください。
開け閉めできるタイプとできないタイプがあります。手首の細い方は楕円形のバングルが安定しにくいことがありますので、開閉できるタイプで円周の小さいものを試着してご確認ください。バングルは中空構造のものが多いため、へこみには特にご注意ください。
ブレスレットの重ね着けのコツ|長さを変えると絡まらない
実はブレスレットは、ネックレス以上に重ね着けを楽しめるアイテムです。
ネックレスの重ね着けは、気が付かないうちに絡まって途中から1本になってしまうことがよくあります。私自身もそれが続いて2本着けをやめてしまった経験があります。
ブレスレットの場合は、最初から2本セットになっているデザインもありますが、特におすすめなのは1本ずつ長さを変えて重ねる着け方です。長さが違うことで自然と分かれてくれるため、絡まりにくく、美しい2連に見えます。数本持っていれば組み合わせを楽しめますし、その日のコーデや気分に合わせて変えるのも楽しいですよ。
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手首に着けるからこそ気を付けたいことがある 時計との併用は避け、中空チェーンのへこみや引っかかりに注意しましょう。留め具の着けやすさは必ず試着で確認してください。
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テニスブレスレットとバングルはそれぞれ固有の注意点がある テニスブレスレットは枠の変形に、バングルは中空構造のへこみに気を付けて。
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③
重ね着けは長さを変えるのがコツ 1本ずつ長さを変えることで絡まらず、美しい重ね着けが楽しめます。